AUTOMOTIVE RELATED車載関連試験
自動車が晒される厳しい環境
自動車は長距離移動可能な便利な乗り物ですが、その反面あらゆる厳しい環境にさらされます。
下記のような厳しい環境に晒されても故障しないか問題が発生しないか確認する為に信頼性試験を実施します。
厳しい環境の例
- ・静電気、ノイズ
- ・雷
- ・湿度
- ・雨、雪
- ・衝撃、振動
さらに具体的な例
急激な温度変化
高温と低温を繰り返すことで、応力が発生して部品が故障する恐れがあります。
移動時に発生する振動や衝撃
移動時の振動や段差を乗り上げた時の衝撃により、部品や電気システムが故障して機能が失われる恐れがあります。
悪天候(雨や雷)
水入りや雷によって機器そのものが故障する恐れがあります。
ISO16750とJASO D014とは
ISO16750とは、自動車用電気電子機器の国際規格となります。
1998年に制定されました。
Part 1 General(一般)、Part 2 Electrical Loads(電気負荷)、Part 3 Mechanical Loads(機械負荷)、Part 4 Climatic Loads(気候負荷)、Part 5 Chemical Loads(化学負荷)に分けられます。
2006年にJASO(自動車技術会)によりISO16750に対応した「JASO D014:自動車部品 電気・電子機器の環境条件及び機能確認試験」が制定されました。
レスターエレクトロニクスにて対応可能な自動車用電子機器の環境試験(JASO D014)について紹介します。
1998年に制定されました。
Part 1 General(一般)、Part 2 Electrical Loads(電気負荷)、Part 3 Mechanical Loads(機械負荷)、Part 4 Climatic Loads(気候負荷)、Part 5 Chemical Loads(化学負荷)に分けられます。
2006年にJASO(自動車技術会)によりISO16750に対応した「JASO D014:自動車部品 電気・電子機器の環境条件及び機能確認試験」が制定されました。
レスターエレクトロニクスにて対応可能な自動車用電子機器の環境試験(JASO D014)について紹介します。
JASO D014-3(機械負荷)
- ・正弦波振動試験
- ・ランダム振動試験
- ・バンプ試験
- ・自然落下試験
JASO D014-4(気候負荷)
- ・低温試験(放置・動作)
- ・高温試験(放置・動作)
- ・低温負荷試験
- ・高温負荷試験
- ・ステップ温度変化試験
- ・熱衝撃試験
- ・浸漬試験
- ・塩水噴霧試験
- ・温湿度サイクル試験
- ・複合サイクル試験
- ・防水試験
- ・塵埃試験
- ・スプラッシュウォーター衝撃試験
- ・腐食試験
試験前後解析
- ・レポート作成
- ・各種測定
- ・外観観察
- ・X線観察
- ・SEM観察